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イームズシェルチェアの選び方
機能的で美しい不朽のデザインと呼ばれ、ミッドセンチュリーの定番家具のイームズシェルチェア。「最大多数の人々に、最高のものを、最低価格で」とチャールズ&レイ・イームズが唱え、多くの方に支持され長く愛されているイームズシェルチェアですので、一度はどこかで見られたかと思われます。ドラマのセットや映画のセット。またモデルハウスの展示場でもダイニングチェアとしてよくイームズシェルチェアは使われています。そして今ではカフェやレストラン・ダイナーなどの飲食店には欠かせない椅子となりました。イームズシェルチェアを並べるだけで店の雰囲気がアップする、相乗効果デザインにより多くの方に支持され人気の逸品。
イームズシェルチェアは販売当初から今も色褪せないデザイン。それどころか現代のライフスタイルにも大変マッチするデザイナーズチェア。そんな人気の高いイームズシェルチェアは大きく分けてサイドチェアとアームチェアがございます。そこからワイヤーベースや木脚のダウェルベースなど様々なベースと、商品名でもあるシェルと呼ばれる座面のカラーの組み合わせからお選びいただけます。その選択肢は多岐に渡りますので、どのイームズシェルチェアを選べばいいのかをご紹介致します。
イームズシェルチェアを選ぶ [1] スタイルから選ぶ
イームズシェルチェアには大きく分けて2種類のスタイルがあります。1つはアームのないタイプでイームズサイドシェルチェアと呼ばれています。もう1つがアームのあるタイプでイームズアームシェルチェアと呼ばれます。まずはこの2つのスタイルの選択から始まります。
サイドシェルチェアの方は主にダイニングチェアとして人気。シェルと呼ばれる独特のシートデザインが身体を覆い、背もたれのしなりが快適性を生み、長時間でも座りやすい体勢を取ることが出来ます。一方アームシェルチェアはパーソナルな空間で楽しむのに人気。サイドチェアよりも座面も広くゆったりと座る事ができます。また共通する使い方としてはデスクチェアとしてもオススメ。意外と快適なのです。
スタイルを選びましたら続いては脚・ベースの選択になります。スタッキング出来るのがサイドチェアのみや、ロッキングベースはアームシェルチェアのみとか、それぞれで脚になるベースデザインが異なりますので、脚・ベースの種類を見ていきます。
イームズシェルチェアを選ぶ [2] 脚 ベースデザイン
イームズシェルチェアの脚になるベースはサイドチェア、アームチェア合わせて合計5種類ありますが、合わせることが出来る・出来ないないものがあります。ではそれぞれご紹介致します。
まずはイームズサイドシェルチェアから。基本でもあるワイヤーベース(DSR)を筆頭に、積み重ねて収納出来るスタッキングベース(DSS)。このスタッキングベースは最大14脚まで積み重ねることが出来ます。そこまで積み重ねることは無いと思いますけど。またスタッキングベースのDSSは連結しての使用も可能で、ベンチのような使い方ができ面白さも兼ね備えたシェルチェア。
次に一番強度を誇るのが4レッグベース(DSX)。元々はシートを取り付ける箇所がX型でしたが、改良を重ねて現在はH型になり、DSXのXはその名残なのです。そして最後にナチュラルモダンな佇まいのダウェルベース(DSW)。こちらはわかりやすいようにウッドベースとも言われます。以上イームズサイドシェルチェアはこの4つのベースからお選びください。
次にイームズアームシェルチェアですがこちらも途中まで同じで、基本のワイヤーベース(DAR)。強度を誇る4レッグベース(DAX)。そしてナチュラルな佇まいのダウェルベース(DAW)。イームズアームシェルチェアだけにあるロッカーベース(RAR)と呼ばれるロッキング仕様のベースはアームチェアにロッキングを組みあわせた最強のコンビネーション。
またこの度ビンテージで人気の高いローワイヤーベース(LARP)も追加されました。ローワイヤーと言うだけあり座面までの高さが31.5cmと他のアームチェアよりも約10cmほど低く、ラウンジチェアのようにゆったりと座ることができます。どこにでも持ち運びやすい軽量ですので、特に優雅な自分だけの時間をローワイヤーベースのシェルチェアは作り出してくれます。
以上をまとめますと、イームズシェルチェアのサイドチェア専用はスタッキングベースのみ。アームチェア専用がロッカーベースとローワイヤーベースの2つ。合計3つだけそれぞれ固有のベースとなっておりまして、その他はサイドチェア・アームチェアどちらも共通デザインとなっております。
[2-1] ダウェルベース、ロッカーベースの木の素材を選ぶ
またダウェルベース、ロッカーベースと呼ばれるウッドベースの木の素材も選べます。木目が素直で美しいメープル(UL)、木目の見える黒塗装がクールなエボニー(EN)、ミッドセンチュリーモダンの定番色のウォールナット(OU)、清潔感がありどことなく北欧テイストが感じられるホワイトアッシュ(A2)の4種類がございます。
但しロッカーベースはエボニーの選択がございません。そのためロッカーベースが選択できる木の素材はメープル、ウォールナット、ホワイトアッシュの3種類のみとなりますのでご注意下さい。
[2-2] ワイヤーの色を選ぶ
そして最後にワイヤー部分の色の選択もできます。ワイヤーはブラック・ホワイト・クロームの3色から選ぶことが可能。ブラックとホワイトのワイヤーはスチールを塗装したもので、クロームより若干安いのが特徴。以前はワイヤーはクロームだけでしたので、選択の幅が広がり嬉しい限り。ワイヤーの色だけで雰囲気が変わりますからね。
脚・ベース部分の選択だけでも結構な組み合わせがあり迷うかと思われます。できるだけわかりやすいように、当店ではベースデザイン、ワイヤーカラーと分けて掲載させて頂いております。そしてここまで来ましたら次が最後。シェルと呼ばれるシート部分のカラー選択です。
イームズシェルチェアを選ぶ [3] シェルの色を選ぶ
イームズシェルチェアの選択で最も考えるのがこのシェルの色。現在は14色からお選び頂くことが出来ます。これだけあると迷いますが、よく売れるのは上1段目のブラック、レッド、ホワイトで定番中の定番がやはり人気。飲食店やお店からはスパロー・ジャバ・ブラックなど汚れが比較的気にならないご注文が多いですね。尚アームチェアも同じ14色の配色となっています。
現在ブルーアイス、ブラッシュ、ケリーグリーン、ペイルイエローは廃盤色となっております。
このシェルの素材はプラスチックのポリプロピレン製でPPとも表示される素材。ザラッとした手触りで比較的汚れや水に強いため、ダイニング周りで重宝されます。その特性によりカフェやレストランなどのお店でも人気なんだと思いますね。
通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤に浸した柔らかい布で表面の汚れを落として頂き、水で洗剤を完全にふき取ってから柔らかい布で乾拭きしてください。注意点は溶剤や研磨剤入りの台所用洗剤は使用しないこと。傷などの原因になりますのでご注意下さい。
イームズシェルチェアを選ぶ [4] ハーマンミラー正規品を選ぶ
いわゆるジェネリック、リプロダクトと呼ばれるコピー品が多く出回っているイームズシェルチェアですが、家具好きな方が見れば一目でコピー品とわかるものが多いのが実状。お手軽にまずお部屋を彩ってみるにはおすすめですが、長く愛着を持つのであれば断然ハーマンミラー正規品の本物をオススメ致します。
何故ならば、ハーマンミラー正規品のイームズシェルチェアには確かな品質の上に製品保証が5年間も付いています。1つのイスに5年の保証をつけることはまずあり得ないことで、それほど安心して長くお使い頂ける自信があるのだと思います。もちろん当店はハーマンミラージャパン正規代理店ですので、本物を安心してお買い求め頂けます。
日常でお使いになられている中で万が一何かございましたら、お気軽に当店にお申し付け下さい。当店からハーマンミラーメンテナンスへ対応を取らせて頂きます。
実際にイームズシェルチェアを購入する
イームズシェルチェアの選び方がわかれば、色々な仕様を確認したくなり、実際に購入されたくなりますよね。当店では選びやすい様に細かいラインナップでイームズシェルチェアをご用意致しております。気になるモノを片っ端からどんどんご覧になって下さい。その中で在庫の確認など何かご要望がございましたらお問い合わせ下さい。真摯にご対応させて頂きます。
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